最終更新日: 2025年8月6日
新しいお店、新しいビジネスを立ち上げたみなさん(あるいは立ち上げ予定のみなさん)こんにちは!
集客、頑張ってますか? 開業したものの、お客様の認知がいま一つ上がらずに、困っている方はいらっしゃいませんか?
「食事に行きたい」「病院に行きたい」と思った時、誰もがスマートフォンで検索する時代です。あなたのビジネスやお店がgoogleマップにヒットすれば、強力な集客力が期待できます。
しかも、無料で簡単! 必要なのは、googleのアカウント(無料)だけです。
※まだGoogleのアカウントを持っていない人は、こちらから登録できます:googleアカウント
Googleマップにあなたのビジネスを掲載する方法をお伝えします。
あなたのビジネスに、たくさんのお客様が集まりますように!

目次
web集客の中で、1番にすべきこと
Web集客とは、インターネットを使って見込み客やターゲットを集めることを言います。
Web集客には、次のようなメリットがあります。
- OFFラインの集客(チラシ配布や営業マンによるアポどり、サンプル散布や呼び込みなど)と比べて、効率的に多くの見込み客を集められる!
- 少ない予算(あるいは無料)でスタートできる!
- 24時間集客できる!
- アクセス解析によってお客様のデータを取得できる。そのため、見込み客に合わせた発信の仕方(ノウハウの集積)をつかめる!
そんなweb集客の代表例が
- SNSによるお客様との直接ュニケーション(Instagram、Ⅹ:旧Twitter、YOUTUBE、TikTok、LINE、Facebookなど)
- ポータルサイト掲載(ぐるなび、ホットペッパーなど)
- インターネット上の広告掲載(YouTube広告、FacebookやInstagram広告など)
- ホームページ
このように多岐にわたるweb集客ですが、その中で一番簡単に、無料で、真っ先にやるべきこと。それが「googleビジネスプロフィール」の登録です。
googleマップを使った集客のメリット
お店探しはポータルサイトからgoogle検索へ
レストランを探すための「ぐるなび」や、美容院を探すための「ホットペッパー」など、ポータルサイトをご存じですか?
以前はそういったポータルサイトが集客の大きなカギを握っていました。お客様は事前に「地域」と「サービス」をポータルサイトで検索し、予約等の行動を選択していたのです。
ですが現在は少し様子が違います。
googleの検索技術が進歩し、お客様のスマートフォンなどから「位置情報」「現在地」+「希望のサービス」をダイレクトにgoogleマップに表示するようになりました。
「今すぐ」サービスが必要なお客様にアピールできる
「お腹が空いたとき」「歯が痛いとき」「髪を切りたくなったとき」今すぐ、時間さえあれば、お客様はその場で希望を叶えるサービスを提供するお店や施設をに行くことが出来ます。
こういう「今すぐ」のお客様を取りこぼすのは、とてももったいない! まして、あなたのお店や施設のすぐそばにいるお客様にアピールすることは、とても大切なことです。
人は「いつかそのうち」と思っているとき、なかなか行動を起こしません。集客において「今すぐ」のお客様は即収益に結びつきます。
お客様が必要としたとき、googleマップにヒットする「ビジネスプロフィール」を準備しておくことが重要です。
googleマップがあなたのビジネスにお客様を連れてきてくれる
ビジネスプロフィールとは、例えば住所。お客様のスマートフォンにあなたのサービスを受ける位置が表示されます。お客様の「現在地」からあなたのお店までのルートも表示されることでしょう。
例えば電話番号です。お客様が必要だと思った時、いつでもお問合せが出来ます。
また、重要なのは営業日と営業時間です。googleマップの検索は、どんなにお客様があなたの施設の近くにいても「閉まっている」「やっていない」お店にお客様を誘導しません(表示されません)。
googleはお客様の満足を一番にプログラムされています。
ですからあなたも、お客様が喜ばれるように正確なビジネスプロフィールを登録しましょう。
表示データは、お客様・ビジネスオーナー・googleの共同作業
googleマップに表示されるあなたのビジネス。実はあなたが登録しなくても掲載されていることがあります。
それは一般ユーザーが提案して、Google側が承認した場合に起こります。
あなたのビジネスは公のものとして、お客様による口コミや評価を常に受けており、その情報をgoogleが公開しています。ですが、誤った情報を公開されると困りますよね。そのため、ビジネスオーナー(つまりあなた)には優先的にビジネスに関する情報(ビジネスプロフィール)を編集できる権限が与えられています。
権限を持つビジネスオーナーであることをgoogleに証明するためには、認証が必要になります。
では次に、オーナーとしての認証を受け、マイビジネスを登録する方法を説明します。
googleビジネスプロフィールに登録する方法

Googleビジネスプロフィールの登録手順
- Googleアカウントにログイン、またはアカウントを新規作成する
- Googleビジネスプロフィールのページにアクセスし、「今すぐ管理」をクリックする
- ビジネス情報(基本情報)を入力する
- Googleからオーナー認証コードが届くので、受け取ったらGoogleビジネスプロフィールにログインしてコードを入力する
- 認証が完了したら、ビジネスプロフィールをカスタマイズする
ビジネス情報(基本情報)とは
Googleビジネスプロフィールで重要な情報が、以下の7つです。
- ビジネス名
- 看板や公式ウェブサイトに掲載されている正式名称を入力。
- キーワードを詰め込んだり、正規の店舗名に含まれない文字を追加はNGになります。
- ビジネスカテゴリ
- 「ラーメン」「歯科」など具体的なもの。
- お客様が「地域名」+「サービス名」で検索する際の「サービス名」にあたる部分です。
- Googleにあらかじめ登録されているキーワードのなかからもっとも近いカテゴリを選択します。(例:「レストラン」と入力すると、細かい候補が出てきます。その中から、近いものを選択しましょう)
- ユーザーが訪れることができる場所か設定する
- 「はい」か「いいえ」の2択です。
- 地図上にヒットさせるには「はい」が必須ですが、非店舗(オンラインビジネスなど)の場合は「いいえ」にあたります。
- お客様を物理的にお招きできる場合は「はい」で地図上に表示をさせましょう。
- ビジネス所在地・住所
- 地図の表示される場所であり、お客様が「近くの」「周辺の」と調べたときに表示される位置情報です。
- 基本的には近い順に表示されます(それ以外の要素として、人気順もあります)。正確に入力してください。
- 出張型サービスの有無をチェックする
- デリバリーや派遣型ビジネスの場合は「はい」を選択します。
- 連絡先の電話番号とウェブサイト
- 連絡先の電話番号とウェブサイトを入力します。
- オーナー確認(確認コードの取得)方法の選択
- 「通話」をクリックすると、数秒後にビジネス情報に登録した電話番号へ自動音声で電話がかかってきます。
- 「メール」をクリックすると、数秒後にメールが届きます。
- 「ハガキ」の場合は「連絡先の名前」にお名前を記入後、「郵送」をクリックすると、Googleから確認コードが記載してあるハガキが2週間から3週間ほどで届きます。選択肢で表示された内容から選んで行います。
- 電話やメール、はがきなどが一般的ですが、Googleの判断により選択肢が限定的な場合もあります。
オーナーの認証の確認(もしも他の人が認証をすでに受けていたら)
すでにあなたのビジネスが登録されている場合もあります。下の手順に沿って、確認することが出来ます。
- Googleマップを開きます。
- Googleマップの検索に「店舗名や社名」+「地名」を入力します。地図上にあなたのビジネスが掲載されているか確認してください。
- 掲載がある場合
- 社名や店舗名をクリック。すると左側にパネルが出ます。
- パネル内に「ビジネスオーナーですか?」という文言があれば、そこからでもオーナー申請はできます。
- 掲載がない場合
- 「地図に載っていない場所を追加」します
- こちらからでも追加できます:「Google マップに載っていない場所を追加する」。
- あるいは、上記にある「登録手順」を行うことで追加できます。
- 掲載はされていても「ビジネスオーナーですか?」という文言が表示されない場合や、すでに別の誰かがオーナー権限を取得している場合
- その時は「ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする」必要があります。
- リクエスト後、3日以内に現オーナーが何も対応しなければ、権限を申請することができます。
- 現オーナーがリクエストを拒否した場合は「拒否されたリクエストに対して異議の申し立て」をする必要があります。
- 登録したあなたのメールアドレスに不承認を知らせるメールが届きますので、そのメールに記載されている「申し立てを行う」をクリックして異議を申し立て、オーナー確認を続けてください(通常は電話とメールの2つの確認方法ですが、ハガキによる住所確認が行われることもあります)。
- 掲載がある場合
商品やサービスを紹介しよう:ビジネスプロフィールをカスタマイズ

Googleビジネスプロフィールのデータを充実させて情報量が多くなるほど、検索キーワードとの関連性が高まって上位に表示されやすくなります。
ビジネスと関連のあるキーワードを入れ込みながら、Googleビジネスプロフィールの項目を埋めましょう。
特に「ビジネス情報」の項目は自由にビジネス内容を紹介できるので、検索キーワードを意識しながら集客につながる文章を作成してください。
Googleビジネスプロフィールの情報は常に最新のものにしておくことが大切です。
営業時間や定休日・キャンペーン情報など変動しやすい項目については、こまめに確認して情報を更新しましょう。
こまめに情報を更新することはユーザーの満足度を上げることだけでなく、上位表示されることにもつながります。
最新情報を追加
Google ビジネスプロフィールでは、投稿機能を使ってさまざまな情報を発信することができます。
- 期間限定のサービスやキャンペーン
- 新着情報
- プレスリリース
について掲載することで、お客様の気持ちをひきつけ、サービスを受ける動機を高めることができます。
また、クーポンコードや特典利用へのリンクを記載した投稿を作成することもできます。
ぜひ活用しましょう!
店舗の外観や内容・メニューなどの写真を掲載
視覚に訴えるために、店舗や施設の外観や内観、サービス内容や商品のわかりやすい写真を掲載しましょう。
お客様のイメージが膨らむように、あなたのサービスの内容を具体的に掲載します。
また、店舗や施設の外観写真があれば、あなたのサービスを受けに訪れる際の目印になります。
写真の内容もこまめに変えて、お客様の反応を確認しましょう。
いつのタイミングでどの写真を掲載したかを記録しておくと、お客様の増減との関連性を確認することが出来ます。
お客様が多く来店してくれた時の傾向をつかみ、その方向の写真をたくさんアップしましょう!
口コミや投稿機能で、お客様と交流しよう

口コミの数が多ければ多いほど、検索結果の上位に表示されやすくなります。
あなたのサービスを探しているお客様があなたのお店のそばにいたとしても、口コミが少なかったり、評判が悪い場合、googleはお客様をあなたに紹介してくれる順位を落とします。
ですから、口コミに関しての対策が必要です、
良い口コミの数を増やすには、ご利用くださったお客様によいサービスを提供することが大切です。また、その後に口コミを依頼するとよいでしょう。
- 会計時に口コミを依頼する
- ご利用いただいたお礼をメールもしくははがきで伝え、併せて口コミを依頼する
どの場合も、Google ビジネスプロフィールのアドレスやQRコードを渡すことで口コミをしてもらいやすくなります。「サービス向上のため、率直な意見をお聞かせください」というような言葉を添えるとよいでしょう。
なお、口コミに対して報酬を渡すのは違反行為となりますので絶対にしないようにしましょう!
純粋な利用客以外によるクチコミの投稿、「星3以上のクチコミ投稿で15%オフ」などのキャンペーン、ほかにも良いクチコミを買う行為全般は違反行為です。最悪の場合Googleマイビジネスが表示されなくなるなどのリスクもあります。ルールを守って、正しい評価をいただきましょう。
口コミに返信する
投稿されたクチコミには、返信やリアクションをすると効果的です。クチコミへの反応には多くのメリットがあります。大きなメリットのひとつとして、悪いクチコミの影響を薄め、良い口コミをより深めることが出来ます。
クチコミが増える中で、悪いクチコミを0にすることはどうしても難しいでしょう。しかし悪いクチコミに真摯な対応をすることで、誠実な事業者であるといった印象を与えられることがあります。さらに、悪いクチコミへ実直に対応していれば、これから来店する可能性のあるユーザの不安を減らせる可能性があります。
お客様の勘違いや、誤解などによる悪い口コミにも、感情的に対応することがないよう、よく考えてコメントを書いてください。どのような場合でも、お客様を責めるような内容は適切ではありません。良い方に解釈をし、丁寧に誠実にコメントをお返しします。あなたのコメントを読むのは、コメントを書いたご本人だけではないことを常に心がけましょう。
お客様の分析をしよう

Googleビジネスプロフィールの管理画面の「パフォーマンス」タブから、あなたのサービスを見つけたお客様を分析をすることが出来ます。
お客様が求めていること、なぜあなたのビジネスを検索したのか、どのようなキーワードでたどり着いたのか、どうすれば理想のお客様(あなたのビジネスを求めているお客様)にあなたのビジネスをPRすることが出来るのかの、ヒントになります。
またデータは6か月までさかのぼって調べることが出来るため、検索ヒットが多かった月とそうでなかった月を比較し、その月に何があったのか、何をしたからそのような結果につながったのかの調査が可能になります。
パフォーマンスタブの中にある項目は
- 概要
- 通話
- 予約
- ルート
- ウェブサイト
の5つがあります。
順に、各項目の見方を確認しましょう。
概要
お客様がPCで見ているのか、スマホで見ているのか、なんというキーワードであなたのサービスを見つけたのかがわかります。
キーワードはお客様があなたのビジネスに対して期待していることです。サービスの重要な項目として今後の活動の検討材料にしてください。また、ビジネス情報の文面に追加することも集客力アップにつながります。
次は、閲覧状況を確認しましょう。「Google検索+パソコン」からの閲覧数が多く、WEBサイトへのクリック数も多い場合は、情報収集の可能性が高いと考えることもできます。
「Google検索+モバイル」からの閲覧が多い場合には、例えば出先などで来店する店舗を検討していると可能性が大きいと考えることが出来ます。
さらに「Googleマップ」からの閲覧数が多い場合は、地図上のエリアにある店舗を探している可能性が高いです。競合が周辺に多い場合は特に、ビジネスプロフィールをより充実させ、差別化することが必要になります。
このように、アクセス解析というのは仮定を積み上げ、様々な角度から検討し、お客様のご希望を探る作業のことを言います。
仮定はあっているかもしれないし、あっていないかもしれません。
それでも、毎月の売り上げや来客を重ねて検討を繰り返し、よりよい正解を導くための道しるべになります。
ひと月に一度程度でよいので、振り返る習慣をつけるところから始めてみてはいかがでしょうか?
通話
お客様が検索結果に表示されたあなたのサービスから、電話番号をクリックした数が曜日別・時間帯別に棒グラフで確認できます。
お客様が電話をかける機会が多い曜日・時間帯には、電話に対応できる体制を整えるなど、次につながる対策をしておきましょう。
新しいサービスを始めたことが上手に告知できたのかもしれません。掲載している写真を増やしたことが結果につながったのかもしれません。月に一度、データを見ながら振り返りの時間を持つようにしてみてください。
予約
パフォーマンス機能の「予約」タブでは、あなたのGoogleビジネスプロフィールから予約がおこなわれた回数が確認できます。
「予約」タブからデータを取得するためには、Googleビジネスプロフィールの予約機能を設定しておく必要があります。
方法としては
- ホームページにシステムを組み込んでおき、そこにリンクを張る
- 予約システムを持っているGoogle のパートナー企業と契約していれば「Googleで予約」ボタンを設置する
があります。
2にある「プロパイダ」についてはGoogleで一覧が公表されています。
ルート
「ルート」タブでは、あなたのGoogleビジネスプロフィールから「経路案内」をクリックしたお客様の数と、お客様が「経路案内」をクリックした場所が地図で確認できます。
どの地域からお客様が店舗へ行こうとしたのかを地図で視覚的に確認できるため、広告を配信する地域やポスティングをおこなう地域を絞り込むことが可能です。
ウェブサイト
「ウェブサイトのクリック」タブでは、Googleビジネスプロフィールに登録したWEBサイトのリンクがクリックされた回数が確認できます。
この数値が多い場合は、「Googleマップ」上のプロフィールにはない、より詳細なデータをお客様が求めた可能性が考えられます。
ビジネスプロフィールのさらなる充実が必要かもしれませんし、あなたのビジネスに深い関心を寄せてくれるファンがいるのかもしれません。
まとめ
以上、Google「ビジネスプロフィール」の集客力の高さとすごさ、無料で登録する方法と、使い方をご説明しました。
あなたのビジネスを必要としている人はたくさんいます。
そういうお客様に、広く(しかも無料で!)あなたのビジネスを伝えることが出来ますように!
さあ、さっそくGoogleビジネスプロフィールを始めましょう!
次のステップへ!ホームページやブログで、継続的な情報発信をしよう
てんデザの特徴:1
テンプレートに沿ってテキストや写真をご提出いただき、1週間程度でホームページとブログを制作いたします。
てんデザの特徴:2
制作費用は2万円からとリーズナブル。月額費用、管理費用、保守費用などのランニングコストはいただいておりません。





