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メルマガは古い?SNSとの違いと、売上をUPさせる仕組みとは?
メルマガは古い?SNSとの違いと、売上をUPさせる仕組みとは?

メルマガは古い?SNSとの違いと、売上をUPさせる仕組みとは?

最終更新日: 2025年8月6日

開業・開店・起業・スタートアップなど、新しいビジネスを立ち上げたみなさん(あるいは立ち上げ予定のみなさん)こんにちは!

ビジネスは順調ですか?

「SNSでフォロワーは増えてきたけれど、売上が増えない」「お問合せは来るのに、商談が成立しない」「見積依頼は来るのに、成約には至らない」など、お悩みはありませんか?

もしかするとその問題、メルマガ登録者を増やすことで解決するかもしれません。

さっそく始めましょう!

メルマガとは何か?

メルマガとは、メールマガジンの略です。

メールマガジンとは、Eメールを使って「登録してくれたお客様」にマガジン、つまり「雑誌」を定期的に送る仕組みのことをいいます。

マガジン(雑誌)ですので、読者であるお客様にとって「興味深く」「面白く」「ためになり」「お得である」などの価値を提供する必要があります。

それらの情報を送ることで、

  • お客様との関係性を維持し
  • 興味を持ってもらい
  • 好きになってもらって
  • ファンを作る

などの目的と

  • 商品やサービスのことを深く知ってもらうことで
  • 共感と関心を深め
  • 必要性を育てて
  • 購入や成約に導く

などの目的もあります。

ここで大切なことは「お客様とのつながりを深め」「商品やサービスの認知を深め」売上につなげることですが、もっと重要なのは「お客様に煙たがられてはいけない」ということです。

あなたも経験があるでしょうか?

  • 一度商品を購入した店舗から、毎日のようにメルマガが届いたことはありませんか?
  • 不要な商品の情報がしつこく送られてきたことはありませんか?
  • 「買って!買って!」メールにうんざりしたことはありませんか?

もちろん、売上を増やすためには「セールス」も必要です。

でも、この方法では「商品やサービスに興味を持つ」以前に、「お客様との関係性」がちっとも構築されず、お客様は逃げて行ってしまいます!

お客様の「欲しい情報」「必要な情報」を、お客様のタイプごとに「分けて」配信できるのも、メルマガの優れた点です。

お客様の「興味関心」のグループに分け、さらに段階「初めてのお客様」「リピートのお客様」「あなたのファンになっている優良顧客」などに分類し、適切な「マガジン」を配信するようにして、お客様の心をつかみましょう!

メルマガは、開封率を調べることで、お客様の反応を確認することもできます。

参照:安定した収益と集客を自動化する「ファン」を発見・育てるコツ

では、次にSNSとメルマガの違いについて説明します!

SNSとの違いとは?

メルマガに出来ず、SNSに出来ることは、以下の3点です。

  • 情報がリアルタイムに発信できる
  • 即時性と拡散力が高い
  • 双方向のコミュニケーションができる

詳しく説明します。

情報がリアルタイムに発信できる

SNSはその場で感じたことを「その時」に発信できるという即時性を持っています。

投稿される内容は「旬」で「鮮度が高い」情報ほど、多くの人の共感や興味をひきつけ、拡散される傾向があります。

でも情報量が膨大で、大きな川のようなSNSの渦の中で、投稿した情報は「あっという間に古くなり」「流され」沈んで人目につかなくなる傾向があります。

商品やサービスの情報も、閲覧した人の「興味」や「共感」を引くことが出来ないと、あっという間に情報の渦に飲み込まれていくため、「刺さるときは刺さるが」「刺さらない場合が多い」と考えることが出来ます。

じっくり読んでもらったり、知ってもらうには向かない場合もあるでしょう。

即時性と拡散力が高い

SNSが爆発的な威力を持つのは「おもしろい!」「誰かに教えたい!」と、あなたの投稿を見た人が感じたときです。

ですから、魅力的な写真や、商品やサービスを「おもしろく」投稿することが出来れば、たくさんの「お客様候補」の目にとまることが可能になります。

このようにして「たくさんのお客様候補」をかき集めることに成功したら、より詳しい情報を掲載したホームページにお客様を誘導しましょう。

より詳しい商品とサービスの情報を知ってもらい、「興味」と「関心」を育てることで「売上」につなげることが出来ます。

SNS上では「文字数」などに限界があるため、「たくさんのお客様候補」を集めることに適してはいますが、詳しい情報を伝えることには適していません。

詳しい情報なく「購入」を検討してもらえる商材ならばOKですが、特に「好きになってもらう」「関係性を深める」ためには詳細情報があった方がベターです。

お客様に「多くを知ってもらい」コアなファンに育てていきましょう!

ファンを作るメリットやコツについては、こちらを参照してください。

双方向のコミュニケーションができる

SNSのもう一つの強みは「コミュニケーションをとることが出来る」ことです。

この機能によって「あなたのことを好きになってもらう」「興味のある人に、詳しい情報を伝えることが出来る」などの効果を得ることが出来ます。

丁寧に対応しましょう。質問に答えましょう。

親しみを感じてもらうことで、ホームページへ誘導、またはメルマガ登録を促します。

そしてさらに「深い情報」を伝え、商品やサービスが「必要である」という「売上」につながる方向に導いていきましょう!

メルマガに出来ること

SNSは「リアルタイム」「即効性と拡散力」「コミュニケーション」があるとわかりました。

では、メルマガの優れているポイントは何でしょうか?

  • 購買率・成約率が高い「見込みのあるお客様」を見つけることが出来る
  • お客様のタイプごとに、最適な情報を届けることが出来る
  • 購入や成約の「後押し」をすることが出来る

詳しく説明します!

購買率・成約率が高い「見込みのあるお客様」を見つけることができる

ただ流れてくる情報の渦であるSNSの投稿とは違い、メルマガの情報を受けるためには「登録する」という、ハードルがあります。

このハードルを乗り越えるために、お客様は「メールアドレス」などの「個人情報」を差し出す必要があります。

フォローのボタンを押すだけのSNSとは違い、「手間」も「心理的なプレッシャー」もお客様にはあるでしょう。

でも、そのハードルを乗り越えるだけの「価値」を感じてくれているお客様というのは「あなたの商品やサービスに関心や興味がある」まさに見込みの高いお客様だということが出来ます。

購買率や成約率が他のお客様候補とは段違いである理由がここにあります。

この「見込みのあるお客様」を「価値のあるマガジン」で育てましょう。

ますますあなたの商品やサービスに興味や関心を持ってもらい、必要だと認識するところまで育成しましょう。

お客様ごとに、最適な情報を届けることができる

SNSは「同じ情報」を「多くの人に」投稿することで、たくさんのお客様に情報をお届けする「引き網漁(魚を網で一網打尽に獲得する方法)」のようなイメージです。

メルマガは、もう少し繊細に情報を投げかけることが出来ます。

  • お客様の「興味関心」のグループごとに情報を送ることが出来ます
  • お客様の段階に合わせて「初級」「中級」「上級」などに分類し、適切な情報を送ることが出来ます

このように細かい設定をすることで、お客様に「うんざりされる」「飽きられる」「がっかりされる」リスクを回避して、順序正しく「可能性を引き上げ」購入への道をステップアップしてもらうことが出来ます。

購入や成約の「後押し」をすることができる

ステップアップして「十分に情報を得て」「満足と納得を感じている」お客様に、最後の後押しをしましょう。

最後の後押しは「キャンペーン」でも「特典」でもOKです。

買おうか迷い始めたお客様が「いまだ!」と思える動機とタイミングを用意します。

このように「お客様を育て」「最後の後押しをする」ことこそ「メルマガ」のメリットです。

SNSで広く大きくお客様を獲得し、そのうえで「メルマガ登録」のハードルを越えてきた「見込みのあるお客様」を売上というゴールに導きましょう。

では、どのようにしたら「メルマガ登録」のハードルを越えるお客様を、多く獲得できるでしょうか?

次はその方法を説明します!

メルマガの登録者を増やそう!

このように「売上」を達成するために「購入や成約見込みのあるお客様」を見つけ、そのお客様に情報を送ることで「欲しい」「必要」という気持ちを育て上げるためのメルマガですが、登録というハードルを越えてもらうためには「準備」が必要です。

さっそく始めましょう!

SNSでたくさんのお客様をホームページに誘導する

SNSの投稿でメルマガ登録を促したり、あなたのホームページに誘導してからメルマガ登録を案内するという方法があります。

さらにSNSで拡散されことで、投稿内容によっては大きな効果を得られる可能性があるでしょう。

積極的に「メルマガ登録」を呼びかけましょう!

でも、あまり「メルマガ」「メルマガ」とSNS上で呼びかけすぎると、フォロワーに嫌がられてしまいます。

SNSの基本は「おもしろいこと」「共感できること」を投稿することです。

その合間に「メルマガを登録するといいことがありそう」とお客様に思ってもらえるよう、上手にオファーしましょう!

ホームページの目立つところに「メルマガ登録」のボタンを設置する

あなたのホームページを訪れるお客様は

  • 既存のお客様
  • SNSから来たお客様
  • 検索サイトから「欲しい」「知りたい」キーワードで訪れた「新しいお客様」

など、様々なタイプのお客様がいます。

そのすべてのお客様が「見つけやすい場所」に「メルマガを始めた」ことを告知するボタンやバナー(広告)を掲載しましょう。

興味を持ってもらえるようにします。

「これ、なんだろう?」と思ってもらい、ぽちっと押してもらえるように準備しましょう。

メルマガを登録することで「お客様の獲得できる特典」を用意する

「メルマガ登録のご案内」のページで、新規メルマガ登録をすることで得られる、お客様のメリットを伝えます。

  • 割引クーポン配布や、無料体験のチケット、ちょっとした資料やプレゼントなど、登録者が「登録したくなる理由」を用意します
  • 特に実店舗では、会計の前に「メルマガを登録することで、今すぐ割引」などを伝えることで、登録を促すことができます(その場限りの登録で、すぐに解約されてしまう可能性もあります!)
  • 今後送られるメルマガにどんな「特典」や「魅力」があるのかを伝えることで、即座の解約を防ぎましょう

メルマガで送られる「素晴らしい情報」を予告する

登録を増やすために必要なのは、「特典」や「プレゼント」に限りません。

お客様の「知りたい」「欲しい」情報を提供しましょう。

特にあなたの商品やサービスに興味があり、更新頻度の高いホームページやブログなどを配信している場合、お客様は「見逃し」をする可能性があります。

お客様が「見逃し」たとしても「メルマガ」で新しい情報が出たことをお客様に伝えましょう。

あくまでも「お客様が欲しい情報」である場合が鉄則です。

あなたが伝えたいこと、買って欲しいものを伝えすぎるのは厳禁です。

「セールス」方向に傾くことなく、お客様のメリットのある情報を「メルマガ」で流すことで、お客様に貢献できることを伝えて登録者を増やしましょう!

会員制度を利用する

わざわざ「メルマガ」に登録していただくのではなく、「会員」として登録してもらう方法があります。

「会員」は、販売に合わせてポイントが付くような「スタンプカード」のようなものであってもいいですし、「コミュニティ」を作ってオンライン上で「発言や参加」の機会を与える「会員」として募ってもいいでしょう(例:ブログ等のコメントを書き込める権利、など)。

ホームページ上に、会員だけが読めるページを準備してもOKです。

会員登録の時に、メルマガを発行していること、その内容について伝えることで、自動的にメルマガの読者になってもらうことが出来ます。

あらゆる媒体でメルマガ登録のメリットを伝える

チラシや広告、名刺などオフラインの媒体にも「メルマガ」登録を促すQRコードを付けてもいいでしょう。

上で紹介したように「良質な情報提供」や「特典」「プレゼント」などを伝えることで、登録を促すことが出来ます。

メルマガの配信頻度を伝える

登録したら、毎日セールスレターが届いて辟易した経験のあるお客様は、きっと少なくないはずです。

あなたのメルマガは、どの頻度でどのタイミングで届くのかを伝えましょう。

迷惑メールに登録しても、大量過ぎてなお迷惑、という事態にならない保証を伝えましょう。

メルマガの簡単な解除方法を伝える

もちろん、解約できることも伝えます。

簡単に、いつでも解約できる保証を付けることで、登録のハードルを下げることが出来ます。

個人情報取り扱い法を知らせる

メールアドレスは、個人情報です。

取り扱い方法についても、詳しくお伝えしましょう。

お客様のメールアドレスは、あなたの店舗や社内で厳重に管理されること、第三者に渡すことは絶対にしないこと、メールアドレスに送る情報はお客様のメリットになるものを厳選することなどを約束することで、登録のハードルを下げましょう。

あなたのホームページにたくさんのお客さんが来るように仕組みを作る

SNSや名刺やチラシで「メルマガ登録」をおすすめすることも必要ですが、何よりあなたのホームページに「たくさんのお客様」が来ることで「メルマガ登録率」は上がります。

あらゆる手段を使って、100人の人をホームページに集客しても、登録率が1%ならば1人の登録です。

10,000人の集客の場合、おなじ1%でも、登録者は100人獲得できます。

もちろん「魅力的」な情報を提供することで登録率を上げることも重要ですが、「メルマガ登録」の存在を多くの人に知ってもらうためには

  • より多くの原稿(コンテンツ)をホームページに積み上げ
  • よりたくさんのキーワードをホームページに増やし
  • 検索サイトで検索された、お客様のキーワードに引っかかる確率を上げる

たくさんのお客様を集めましょう!

登録項目を少なくする

メルマガの登録で、お客様に入力してもらう項目はできるだけ少なくしましょう。

年齢や職業、住所など、知りたい情報はたくさんあるかもしれませんが、入力が多いとめんどくさくなって、お客様の途中リタイアが増えてしまいます。
可能であれば、メルマガを送る際に必要な情報(メールアドレス)のみにした方がいいかもしれません。

不要な個人情報取得は、お客様の登録中の離脱を招くだけではなく、万が一の個人情報漏洩の際、最悪のリスクになります。

必要のない項目は、どんどん減らしましょう!

まとめ

以上、今回はメールマガジンの重要性と、SNSとの違いについて説明しました。

メルマガはもはやSNSに取って代わられた「過去の遺物」のような印象を持たれがちですが、実はSNSとは守備範囲が全く違います。

SNSで瞬間的にたくさんのお客様に目にされるチャンスを得たうえで、メルマガ登録を促しましょう。

なぜなら、メルマガは「登録」というハードルがあるため、登録をクリアしたお客様は「あなたのビジネスに興味のある」大変有望な見込み客だからです。

有望な見込み客に、有用な情報を送りましょう。

そして「欲しい」「必要」の感情を促します。

また、あなたのことを忘れてしまいそうな「ご無沙汰」なお客様に、あなたの商品やサービスを思い出してもらうための仕組みにもなります。

参照:最近来なくなったお客様を取り戻す!売上につながる重要事項4つ

お客様獲得のための、ステップアップの仕組みを作りましょう。

お客様に、あなたのビジネスのファンになってもらいましょう。

あなたの成功を応援しています! さっそく、仕組み作りを始めましょう!

次のステップへ!ホームページやブログで、継続的な情報発信をしよう

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