最終更新日: 2025年8月9日
新しいお店、新しいビジネスを立ち上げたみなさん(あるいは立ち上げ予定のみなさん)こんにちは!
今回は、「リピーターを増やすための仕組みの作り方」について説明します。
リピーターを増やすために行われる「ロイヤルティプログラム」とは、企業がお客様の「忠誠度(簡単に同業に流れず、自社を信頼し、愛着を持ってくれる度数)」を高めるために、お客様の購入回数や金額、セミナー参加、メールマガジン登録、SNSのフォローなどに応じて「特典」や「ポイント」を提供する仕組みのことをいいます。
「ポイント」や「特典」を得ることで、特別な提供や割引、限定コミュニティへの招待などを受けるなど、お客様に「特別なメリット」が提供されます。
このように、お客様の信頼や愛着心を高めることで、お客様の「満足」や「出来るだけ長くご利用いただく期間」を向上し、「持続的な収益基盤の確保」を目指しましょう。
今回は、このような「仕組みのパターン」と「作成する時の、6つのステップ」について説明します。
あなたのビジネスで採用することが出来ないか、検討してみましょう
さっそく始めます!

目次
- 1 ロイヤルティプログラム、10のパターン
- 2 ロイヤルティプログラムを作成する、6ステップ
- 3 業種別、ロイヤルティプログラムの導入アイデア
- 3.1 購入ごとにポイントを付与し、そのポイントを割引や特典と交換する(例:焼き菓子専門店)
- 3.2 特定の商品を優先的に購入できる先行販売を行う(例:業種:ハンドメイドアクセサリーショップのECサイト)
- 3.3 年会費を支払う顧客に対して送料を無料にする(例:オーガニック食品の定期便のECショップ)
- 3.4 限定コミュニティに招待する(例:コーヒースタンド)
- 3.5 会員ランクに応じた無料商品の供与を行う(例:ネイルサロン)
- 3.6 誕生日特典を提供する(例:イタリアンレストラン)
- 3.7 お友達紹介キャンペーンを実施する(例:スポーツジム)
- 3.8 ゲーミフィケーション要素を取り入れる(例:ブックカフェ)
- 3.9 購入履歴に基づき、お客様の嗜好に合わせた特典を提供する(例:花屋)
- 3.10 社会貢献型ロイヤルティプログラム(例:アパレルショップ)
- 4 まとめ
ロイヤルティプログラム、10のパターン
ロイヤルティプログラムは、 お客様の「継続利用」を促し、ブランドへの愛着を深めることを目的とした取り組みです。
単なる割引だけでなく、「特別感」や「利便性」「限定性」を提供することで、より強い信頼関係や愛着の構造を構築することができます。
ロイヤルティプログラムは、「社会貢献」などの要素を取り入れることで、より魅力的に進化するでしょう。
お客様の行動を促す仕組みを設計し、継続的に関係を強化することが成功の鍵になります。
あなたのビジネスで活用できるアイデアがないか、確認してください。
説明を始めます。
購入ごとにポイントを付与し、そのポイントを割引や特典と交換する
最も一般的な「ロイヤルティプログラム」は、購入金額に応じてポイントを付与し、累積したポイントを「割引」や「特典」と交換できる仕組みです。
メリットは、
- シンプルで分かりやすいため、お客様が参加しやすい。
- リピート購入を促進し、売上向上につなげることが出来る。
- 高額商品でもポイント還元を活用すれば、購入に対して「心理的ハードル」を下げることが出来る。
例として、
- 「100円ごとに1ポイント付与、500ポイントで500円割引」
- 「1年間に5,000ポイント貯めるとVIP会員に昇格」
などが考えられるでしょう。
特定の商品を優先的に購入できる先行販売を行う
新商品や限定商品を、一般販売よりも「早く購入できる特典」を提供するプログラムです。
メリットは、
- 希少価値のある商品に対して、「購入意欲」を高めることが出来る。
- 先行販売の機会を会員などに「限定」することで「特別感を演出」することが出来る。
- 競合との差別化がしやすく、お客様の愛着心の向上につながる。
例として、
- 「ゴールド会員限定、新作スニーカーの先行予約販売」
- 「会員限定で、1週間早く新作コスメを購入可能」
などが考えられるでしょう。
年会費を支払う顧客に対して「送料を無料」にする
Amazon Primeのように「一定の年会費を支払うことで、送料が無料になる特典」を提供するプログラムです。
メリットは、
- 頻繁に購入するお客様にとって、コストパフォーマンスが良い。
- 企業側は「安定した収益(サブスク収益)」を確保することが出来る。
- 「元を取ろう」とする心理が働き、リピート率の向上が期待できる。
例として、
- 「年間5,000円の会員費で、全商品送料無料 & 限定クーポンを提供」
- 「プレミアム会員は5,000円以上の購入で、送料が常に無料」
などが考えられるでしょう。
限定コミュニティに招待する
特定のお客様だけが参加できる オンラインまたは、オフラインのコミュニティを設置して、会員限定の「情報」や「体験」を提供するプログラムです。
メリットは、
- お客様とブランドの関係が強化され、信頼や好感度の向上が期待出来る。
- 「特別なグループに属している」という「心理的な価値」を提供することが出来る。
- 「特別な体験」を口コミやSNSなどの投稿で拡散が期待出来る。
例として、
- 「VIP会員限定のFacebookグループで、商品開発の裏話を公開」
- 「プレミアムメンバー限定の、オフラインイベントに招待」
などが考えられるでしょう。
会員ランクに応じた「無料商品」の提供を行う
「年間の購入額」や「ポイント」に応じて、お客様をランク分けし、ランクごとに「無料商品」や「特典」を提供するプログラムです。
メリットは、
- 良い提供を行うことで、お客様が上位ランクを目指しやすくなり、購買意欲向上が期待できる。
- 「特別扱い」を感じてもらいやすく、長期的なつながりの向上につながる。
例として、
- 「年間10万円以上購入でゴールド会員になり、毎年限定ギフトをプレゼント」
- 「プラチナ会員限定で、年に1回無料で高級スキンケアアイテムを提供」
などが考えられるでしょう。
誕生日特典を提供する
お客様の誕生日に「特典」を提供し、感謝の気持ちを伝えるプログラムです。
メリットは、
- 特別感があり、お客様満足度の向上が期待できる。
- 「誕生日特典を使うために来店する」など、お客様の行動の動機を生み出すことが期待できる。
例として、
- 「誕生日月は全品10%オフ」
- 「誕生日に500円クーポンプレゼント」
などが考えられるでしょう。
お友達紹介キャンペーンを実施する
会員が「新しいお客様」を紹介すると、紹介者と新規のお客様両方に特典を付与するプログラムです。
メリットは、
- 既存のお客様による自然な口コミの発生が期待できる。
- 広告費を抑えつつ、新規のお客様を獲得できる。
例として、
- 「友達を紹介すると、両者に500円分のポイントプレゼント」
- 「3人紹介するとVIP会員にランクアップ」
などが考えられるでしょう。
ゲーミフィケーション要素を取り入れる
「来店回数」「購入頻度」などに応じて、「ゲームのような報酬を与える仕組み」をプログラムしてみましょう。
メリットは、
- 楽しみながら参加できることで、リピート率向上が期待できる。
- 達成感が得られるため、購買意欲を高めやすい。
例として、
- 「スタンプを10個集めると、次回の購入が半額」
- 「毎月の購入でランダムなプレゼントが当たる抽選に参加」
などが考えられるでしょう。
購入履歴に基づいた「個人の好みに対応した」特典を提供する
過去の購入履歴に応じて、 個別に最適化された特典を提供するプログラムです。
メリットは、
- 「自分に合った特典がもらえる」ことで、特別な満足感を高めることが出来る。
- お客様の嗜好をデータ化し、集客や売上の仕組みに活用することが出来る。
例として
- 「過去に購入したスキンケア商品に合わせたサンプルを無料提供」
- 「リピート購入が多いお客様に、購入品のスペシャルエディションをプレゼント」
などが考えられるでしょう。
社会貢献型ロイヤルティプログラム
購入ごとに「寄付」ができる仕組みを取り入れ、社会貢献と連携するプログラムです。
メリットは、
- エシカル消費を重視するお客様の共感を得やすい。
- ブランドの社会的価値が向上し、企業イメージが強化される。
例として
- 「1,000ポイント貯まるごとに、環境保護団体へ100円寄付」
- 「会員限定で、売上の一部を子ども支援NPOへ寄付」
などが考えられるでしょう。
ロイヤルティプログラムを作成する、6ステップ
ロイヤルティプログラムは、お客様の「継続的な利用」や「ブランドへの愛着を高める」ための、重要な仕組みです。
適切なプログラムを設計することで、「リピート率の向上」「長くご愛用いただける可能性の増加」「口コミの促進」などの効果が期待できるでしょう。
ロイヤルティプログラムは、お客様の継続利用やファン化を促進する強力なツールです。
成功させるためには、「お客様データの分析」「適切なターゲットの設定」「戦略的な特典設計」「定期的な評価と改善」が必要です。
あなたのビジネスの特徴や、お客様の希望に合ったプログラムを構築し、長期的にブランドの価値を高めていきましょう!
成功するための6つのステップを説明します。
お客様研究をする
ロイヤルティプログラムを成功させるには、現在のお客様の「購買行動」や「特徴」を正確に把握することが重要です。
以下のポイントを分析してみましょう。
- 購買頻度(どのくらいの頻度で購入しているか)
- 平均購入単価(どのくらいの金額を使うか)
- 購入チャネル(オンライン・実店舗のどちらを利用するか)
- 離脱ポイント(どこで興味を失うのか)
例えば、 お客様の半数が月に1回以上来店するが、3か月後に離脱する傾向がある場合、離脱を防ぐための特典を盛り込むと効果的でしょう。
お客様の「満足度」を評価する
ロイヤルティプログラムを設計する前に、現在の「お客様満足度」や「不満点」を把握しておきましょう。
アンケートやインタビュー、お客様の声の追跡などので、お客様の「満足度」を評価することが出来ます。
主な方法として以下の調査をしてみましょう。
- アンケート調査(来店・購入後に簡単なアンケートを実施)
- インタビュー(常連客に直接ヒアリングし、何が満足・不満なのかを把握)
- 口コミ分析(SNSやレビューサイトの意見を調査)
- 購買履歴の追跡(どのタイミングで離脱するのかデータ分析)
例えば、「ポイントの有効期限が短すぎて使えない」という不満が多ければ、有効期限を延長することで満足度を向上できるでしょう。
目標を設定し、それを測定する
ロイヤルティプログラムを導入する目的を明確にし、達成するべきゴールを設定しましょう。
主な目標の例:
- リピート率の向上(例: 30% → 50% に改善)
- 平均購入単価の増加(例: 5,000円 → 7,000円に向上)
- 会員登録率の向上(例: 全顧客の50%がプログラムに参加)
- 口コミの増加(例: SNSでの投稿件数が前年比150%増)
ゴールを数値化し、定期的に効果を測定することで、プログラムの改善が可能になるでしょう。
予算を設定する
ロイヤルティプログラムを運営するには、適切なコスト管理も重要です。
以下の要素を考慮して予算を設定しましょう。
- ポイント還元や特典のコスト(例: 5%還元なら、年間売上の5%がコストになる)
- システム開発費(アプリや会員管理システムが必要か)
- プロモーション費用(SNS広告やチラシなどで告知)
- 運営コスト(管理スタッフの人件費など)
例えば、「月間売上100万円の店舗で、5%のポイント還元を設定すると、年間で60万円のコストになる」と計算し、事業の利益を考慮して適切な割合を決定しましょう。
ターゲットとする顧客を決定する
ロイヤルティプログラムは、すべてのお客様に同じ特典を提供するのではなく、「ターゲットに応じた設計」が重要です。
ターゲットの分類:
- 常連客向け: 「VIP会員制度」や「限定イベント招待」など
- 新規顧客向け: 「初回購入特典」「登録するだけでポイント付与」など
- 離脱顧客向け: 「久しぶりの来店で特典付与」など
例えば、「毎月2回来店する」をお客様ターゲットにした場合、 「月3回の来店で特典ゲット!」というキャンペーンを実施することで、「さらに来店頻度を高める」ことが期待できるでしょう。
顧客ロイヤリティを促進する戦術を選択する
ロイヤルティプログラムには、お客様の行動を促すさまざまな手法があります。
- ポイントプログラム(最も一般的な手法)
- 購入金額に応じてポイントを付与
- 一定のポイントで特典や割引を提供
- 例:「100円で1ポイント、500ポイントで500円引き」
- VIPプログラム(常連客を特別待遇)
- 一定の条件を満たした顧客に「ゴールド会員」などのステータスを付与
- 例:「年間10万円以上購入でプラチナ会員、10%割引適用」
- リファラルプログラム(口コミ・紹介を促す)
- 友人紹介で特典を提供
- 例:「友達を紹介すると両者に500ポイントプレゼント」
- サブスクリプション型ロイヤリティ(月額課金で特典を提供)
- 月額料金を支払うことで、特典や割引を受けられる
- 例:「月額500円で10%オフ & 限定クーポン配布」
- ゲーミフィケーション(ゲーム要素を導入)
- チャレンジやミッションをクリアすると特典を獲得
- 例:「毎月3回来店で500円クーポンプレゼント」
あなたのお客様に応じて、どの手法が最適かを選び、組み合わせて実施することで、より効果的なプログラムにしていきましょう。
業種別、ロイヤルティプログラムの導入アイデア
どのようなビジネスにおいても、 お客様の信頼や好感を高める仕組みを導入することで、リピート率の向上やブランドのファン化が可能です。
ユニークなロイヤルティプログラムを導入することで、お客様のリピート率や満足度の向上を目指しましょう!
購入ごとにポイントを付与し、そのポイントを割引や特典と交換する(例:焼き菓子専門店)
- ポイントカードを発行し、購入ごとにポイントを付与
- 「500円購入ごとに1ポイント付与する」など、検討してみましょう。
- スタンプ形式で管理し、常連のお客様に「親しみやすい仕組み」を作りましょう。
- 貯まったポイントで特典や割引を提供
- 10ポイントで500円割引、20ポイントで無料ギフト(クッキー詰め合わせ)をプレゼントする、など「お客様が喜ぶ」提案を検討してみましょう。
- 特典を定期的に更新し、飽きさせない工夫をする
- 「今月限定で15ポイントでオリジナルマグカッププレゼント」など、季節ごとに特典を追加して、マンネリを防いでいきましょう。
特定の商品を優先的に購入できる先行販売を行う(例:業種:ハンドメイドアクセサリーショップのECサイト)
- 会員登録者向けに先行販売イベントを企画
- 「会員限定メールマガジン」や「LINE登録者向け」に、新作コレクションの先行販売日を告知してみましょう。
- 会員限定のオンライン販売ページを設置
- 新作のピアスやネックレスを、一般販売の1週間前に購入可能な特設ページを作成します。
- 先行販売特典を追加し、限定感を演出
- 先行購入者には「オリジナルポーチ」や「名前刻印オプション」を無料提供するなどして、イベントを盛り上げていきましょう。
年会費を支払う顧客に対して送料を無料にする(例:オーガニック食品の定期便のECショップ)
- 年会費制の「プレミアム会員」を導入
- 年会費3,000円を支払うと、年間を通じて全品送料無料、などの提案を考えてみましょう。
- 送料無料以外の特典も追加し、魅力を強化
- 毎月の特典として「オーガニック食材のサンプル」を無料で送付することを検討してみましょう。
- 既存顧客向けにアップグレードキャンペーンを実施
- 一般会員が累計購入額5,000円を超えたら、プレミアム会員にアップグレード可能な特典を案内して、会員を増やしていきましょう。
限定コミュニティに招待する(例:コーヒースタンド)
- コーヒー愛好家向けの会員制度を設立
- 月額500円の「コーヒークラブ」会員を募集し、特典として「特製ブレンドコーヒーを月1回無料提供」などの提案をしてみましょう。
- 会員限定のイベントを開催
- 店舗でバリスタによる「コーヒー淹れ方ワークショップ」を実施するなどを告知することで、会員を増やすことを検討します。
- 会員専用のLINEオープンチャットを作成し、情報を共有
- 「会員限定の新作情報」「豆の選び方」「特別クーポンを配信」など、会員を離脱させない工夫をしていきましょう。
会員ランクに応じた無料商品の供与を行う(例:ネイルサロン)
- 年間利用額に応じた会員ランク制度を導入
- 年間3万円利用で「シルバー」、6万円利用で「ゴールド」、10万円利用で「プラチナ」に昇格するなど、会員ランクについてルールを決めてみましょう。
- 会員ランクごとに特典を設定
- シルバー会員:月1回の割引
- ゴールド会員:毎回ハンドマッサージ無料
- プラチナ会員:年1回ネイルケア無料 など、お客様にアピールしていきましょう。
- ランクアップキャンペーンを定期的に実施
- 「今月だけ、通常より少ない金額でゴールド会員になれる」などのキャンペーンを展開し、お客様の意欲を引き出していきましょう。
誕生日特典を提供する(例:イタリアンレストラン)
- 会員登録時に誕生日を入力してもらう
- 予約時やLINE登録時に「誕生日」の入力をお客様にお願いしてみましょう。
- 誕生月に特別クーポンを配布
- 「誕生月のディナー10%OFF & デザートプレゼント」など、登録してくれたお客様に案内を出します。
- 来店時に特別な演出を提供
- バースデープレートを無料で提供し、記念写真をプレゼントするなどして、お誕生日を盛り上げ、お客様に特別な時間を提供しましょう。
- 可能であればこの体験をSNSに投稿をお願いできないか、試してみましょう。
お友達紹介キャンペーンを実施する(例:スポーツジム)
- 紹介制度を作り、特典を設定
- 会員が新規入会者を紹介すると、両者に1ヶ月無料利用権をプレゼントするなどの提案を企画してみましょう。
- SNSでシェアしやすい仕組みを作る
- Instagramで「#友達と一緒にジム活」投稿キャンペーンを実施し、アピールしていきましょう。
- 定期的に紹介特典のアップグレードを実施
- 「今月は紹介1人につき、オリジナルTシャツもプレゼント」など、定期的に得点を変えて、お客様が飽きない工夫をしていきましょう。
ゲーミフィケーション要素を取り入れる(例:ブックカフェ)
- 読書チャレンジカードを発行
- 来店時に「読書チャレンジカード」を渡し、読んだ本を記録するようにすすめてみましょう。
- 読書量に応じて特典を提供
- 5冊でドリンク無料、10冊でブックカフェ特製ノートプレゼントなど、お客様にメリットのある提案をしてみましょう。
- ランキング形式で楽しめる仕組みを導入
- 「今月の読書王ランキング」を掲示し、1位の方に特別賞を提供するなど、イベントを盛り上げる工夫をしてみましょう。
購入履歴に基づき、お客様の嗜好に合わせた特典を提供する(例:花屋)
- 過去の購入履歴を記録
- お客様の「好きな花」や「利用目的(誕生日、記念日)」をデータ化しておきましょう。
- 顧客の好みに応じた特典を提供
- 「昨年購入した花と同じものを10%オフでご提供」など、お客様の喜ぶ提案をしてみましょう。
- サプライズクーポンを配布
- 記念日が近づくと、「昨年の記念日に贈った花を特別価格でご提供」などの案内を送り、来店の意欲を高めましょう。
社会貢献型ロイヤルティプログラム(例:アパレルショップ)
- エコバッグ購入でポイント還元
- サステナブルの取り組みとして「エコバックを購入されたお客様」にポイントを還元し、次回よりエコバックご持参をお願いしてみましょう。
- 累積ポイントで寄付が可能
- 購入ごとにポイントを付けていき、お客様のご希望で「累積ポイント」を様々な寄付に使えることをご案内してみましょう。
- 寄付に応じて特典を提供
- ポイントを寄付してくれたお客様に、感謝として「特典」のご案内をしてみましょう。お客様は社会貢献をしたことと、特典を受け取ったこと両方から、満足度を向上させることが期待できるでしょう。
まとめ
以上、今回は「ロイヤルティプログラムを活用することで、 お客様の継続利用を促し、ブランドへの愛着を深めることを目的とした取り組み」について、「活用パターン」と「プログラムを作成するための6ステップ」について説明しました。
適切なプログラムを設計することで、「リピート率の向上」「長くご愛用いただける可能性の増加」「口コミの促進」などの効果が期待でき、「お客様のファン化」を促進することが期待できます。
あなたのビジネスでも、取り入れることが出来ないか、検討してみてください。
あなたのビジネスが成功しますように!
応援しています!
次のステップへ!ホームページやブログで、継続的な情報発信をしよう
てんデザの特徴:1
テンプレートに沿ってテキストや写真をご提出いただき、1週間程度でホームページとブログを制作いたします。
てんデザの特徴:2
制作費用は2万円からとリーズナブル。月額費用、管理費用、保守費用などのランニングコストはいただいておりません。





