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集客って何?お客様開拓と、売り上げ拡大の流れ
集客って何?お客様開拓と、売り上げ拡大の流れ

集客って何?お客様開拓と、売り上げ拡大の流れ

最終更新日: 2025年8月6日

新しいお店、新しいビジネスを立ち上げたみなさん(あるいは立ち上げ予定のみなさん)こんにちは!

集客、頑張ってますか? 開業したものの、お客様の認知がいま一つ上がらずに、困っている方はいらっしゃいませんか?

集客とは、お客様を集めることです。あなたのサービスや商品がどれ程優れていても、それをお客様に伝えなけれは、ビジネスは始まりません。

お客様がたくさん集まることで、あなたは売り上げを伸ばすことが出来ます。

つまりビジネスの肝は、お客様を「たくさん集める」こと。そのために「あなたの商品やサービスを知ってもらう」ことが大切です

今日はあなたのビジネスにお客様を呼び込む「集客」について書きます。

集客、楽しんで始めましょう!

集客って何?

集客とはお客様を「たくさん集める」こと。そのために「あなたの商品やサービスを知ってもらう」ことです。

あなたには良い商品やサービスがあります。それをお客様に伝えなければ、お客様はあなたのビジネスを知ることが出来ません。

「近所で美味しいごはんが食べたい」「ジムで体を鍛えたい」「髪を切りに行きたい」「マッサージを受けてリラックスしたい」「赤いバッグが欲しい」「歯医者さんに行きたい」などなど、お客様はいつも悩みと欲望を持っています。

あなたのビジネスは、お客様にの悩みの解決や、欲望に応えることができます。お客様はあなたを必要としていますし、あなたもお客様を必要としています。

それなのに、あなたが「自分のビジネス」を広告しないから、PRしないから、あなたのお客様はあなたを見つけることが出来ません

お互いに困りますよね?

ですから、あなたはあなたのビジネスがここに存在していることを、お客様に伝える必要があります。それが「広告」であり、「PR」であり、その結果が「集客」です。

お客様にあなたのことを伝えてください。知ってもらってください。お客様をお助けしましょう。それが「集客」です。

集客、なぜ必要なの?

お客様のお悩みを解決するために、あなたのビジネスを広くお客様に伝える必要があると書きました。

お客様にあなたのビジネスを伝えることで、あなたはお客様をお助けすることが出来ます。

そしてその結果、収益を得ることが出来るでしょう。その収益の一部を使って、次の集客をする必要があります。なぜでしょうか?

例えば、あなたがパン屋さんだとしましょう。

パンを作って売り、お客様に提供しています。

お客様はあなたのパンを食べて、幸せになります。あなたはお客様から代金をいただき、あなたのビジネスをさらに回していきます。

でも、まだあなたのパンを知らないお客様がいます。その方たちに、あなたのパンをお伝えするために「広告」や「PR」を行って「集客」をしていきます。

既存のお客様がいるから、もう集客は必要ない? そう思いますか?

「広告」や「宣伝」「PR」はお金がかかりそうだし、めんどくさい。そう思いますか?

お客様から頂いた代金の一部を「集客」のために使うのなら、もっと良い小麦粉を買いたい、そう思いますか?

ではここで簡単な算数をしてみましょう。

あなたのビジネスのお客様を想定してください。

  1. 1人あたり、1回の訪問でいくら分のパンを買っていきますか?
  2. お客様は、月に何回来てくれますか?
  3. お客様は、何年通ってくれますか

計算してみますね。

1)1人あたり、1回の訪問で1,000円分買ってくれるとしましょう。

2)月に4回来てくれるとします。

3)3年程度継続して通ってくれるとしましょう。

すると、1,000円×(4回×36か月)=144,000円。

つまりあなたのお客様は、あなたのビジネスを知ることで、1人あたり平均14万4千円分のパンを買ってくれる計算になります

集客コストを考えてみましょう。広告や宣伝をすることで、いくらかかりますか?

1人のお客さんを獲得する費用として、それは高いですか、安いですか?

また、「既存のお客様がいるから、集客は必要ない」と考えているとしたら、「3」の質問である「お客様は何年通ってくれますか?」の意味が分からないかもしれません。

お客様はライフステージの変化(転職・就職・転勤・引っ越し・結婚・出産・定年)によって、あなたのお店に来ることが不可能になる場合があります。単純に、ライバルの「集客」にひかれて、そちらに行ってしまうこともあるでしょう。

ですから、あなたも集客を続けましょう。

新しいお客様を、獲得し続ける必要があります!

まずは反響率を知る

集客における一番の問題、そしてストレスは「やっても無駄じゃないか?」という不安です。

広告や宣伝、チラシを配ったりDMを送ったり、ポケットティッシュを配ったり。SNSをやってみたり、ホームページの運用をしてみたり、頑張っても「効果がないのでは?」「無駄なのでは?」と思うと、やる気が起きないでしょう。

ですから、きちんと計測する必要があります。

ただ漫然と「広告」や「宣伝」「PR」をしてはいけません。

キーワードは「小さく始める」「データを蓄積する」「PDCAを回す」の3点です

※ホームページ運用のPDCAに関しては「アクセス解析って何?何がわかるの?集客のために必要な8のこと」にまとめました。興味のある方は、ご確認ください。

では、説明します!

小さく始める

「集客」において、「まず行動する」「とにかく動く」ということはとても重要です。始めなければ、何も変わりません。お客様がたまたまあなたのビジネスを見つけて、ふらりとやってくる日を、ただ待つことしかできないからです。

ですが、「まず行動する」「とにかく動く」についても、重要なことがあります。

「小さく始める」そして「計測できる手法をとる」ということ。

「広告」や「宣伝」「PR」は、確かに費用が掛かります。ですから「小さく」始めましょう。

いきなり「どかん!」とやって「ガツン!」と儲けようと思うと、がっかりします。

ですから、あなたのビジネスの影響圏の中の一部に広告を配りましょう。その時「何枚を」「どこのエリアに」配ったのかをしっかりデータとして残します。また、その広告には「クーポン」などを付けます。または「この広告をお持ちいただいたお客様に限り、ワンドリンクサービス!」などと書いておきます。

お客様に聞きましょう。広告を見てきてくれたのですか?と。

確認しましょう。たまたまのご来店なのか、広告が来店の動機になったのかを。

なぜか? それこそが「反響率を知る」手掛かりになるからです!

パンフレットやDM、ビラでもなんでも、行ったらその反響を数値化することが重要です。

1,000枚のチラシを配布した結果、2名の来客があったとしましょう。つまり反響率は0.2%です。

例えば、

  • 美容院を経営している場合
  • 1人あたり1万円を1回の来店で使ってくれる
  • 1,000枚のチラシを配布した結果、2名の来客があった
  • 1万枚のチラシを配布することで、20名の来客を見込める
  • 1万枚をチラシを配布することで、20万円の売り上げが期待できる

この場合、

  • 印刷費用:1万枚で4万円程度(カラーや両面印刷、用紙の種類による)
  • 配布にかかる人件費:1枚当たり3~4円が相場なので、1万枚配布に4万円かかる

つまり、8万円の費用で、20万円の売り上げが期待できる計算になります

チラシのポスティング、実施する価値があると判断できるでしょう!

では、先ほどのパン屋さんの例ではどうでしょうか?

  • パン屋を経営している場合
  • 1人あたり1,000円を1回の来店で使ってくれる
  • 1,000枚のチラシを配布した結果、2名の来客があった
  • 1万枚のチラシを配布することで、20名の来客を見込める
  • 1万枚をチラシを配布することで、2,000円の売り上げが期待できる

こちらの場合は、8万円の費用で2,000円の売り上げが期待できます。

つまり、ポスティング以外の集客を検討する必要があると判断できます。

どの場合でも、「小さく始める」ことにより、まずは「反響率」を確認する必要があります

  • 同じくパン屋経営でも
  • 100枚のチラシを配布した結果、1名の来客があった場合、反響率は1%
  • 1万枚のチラシを配布することで、100人のお客様が集まれば、売り上げは10万になります。

8万の費用でポスティングする価値は十分あるでしょう。

小さく始めて、あなたのビジネスの反響の確認をしましょう!

データを蓄積する

反響率は、常に変化します。

チラシでもDMでもSNSでも、その内容やタイミングによって反響率は変わるでしょう。

ですから、こちらのデータも蓄積していきます。

どんな内容だったら、反響率が上がったか?

どんな形式だったら、反響率が上がったか?

行った施策をすべて記録し、データ化します。費用対効果も合わせて計測していきます。

効果のあった方法を追求してください。

一見まちまちに見える効果を分析して「勝ちパターン」をつかんでください。

原稿の書き方ひとつ、キャッチフレーズ一つ、図や写真一つで反響率は変わります。

ターゲットとする相手や地域、そのお客様の心をつかむ手法を練りましょう。

「小さく」でも「確実に」集客を継続しましょう!

PDCAを回す

「データを蓄積する」の次にすべきことは、そのデータの分析です。データ分析の基本は「PDCAサイクルを回す」ということ。

PDCAとはつまり、

  1. Plan(計画)
  2. Do(実行)
  3. Check(評価)
  4. Action(改善)

の頭文字を取った言葉で、品質や生産性の向上、業務改善、目標達成などで唱えられる魔法の呪文です。

もちろん、あなたの集客を改善するのにも使います。

まず、「広告」や「宣伝」「PR」を始める前に、「目標」を定めましょう。

  • この広告で、何を成し遂げたいのか?
  • この広告は、誰に見てもらいたいのか?
  • この広告で、お客様にどのようなインパクトを与えたいのか?

などを計画します。

それが出来たら「実行」しましょう。コツは「小さく始める」ことでしたね。

「実行」が終わったら、数値化してその集客行動を「評価」します。

  • 反応率はどの程度だったか?
  • 目標は達成されたのか?
  • 見てもらいたいと思ったお客様に、情報は届いたのか?
  • 特に反響があったのは、どのエリアで、どのタイプのお客様だったのか?
  • 集客出来たお客様の反応や、評価はどうだったか?

そして「評価」が終わったら、次なる集客に向けて「改善点」の検討をしましょう。

  • 原稿の内容は適切だったか?
  • お客様のターゲットはどこのエリアで、どんなタイプなのか?
  • どうしたらお客様に響くのか、共感してもらえるのか?
  • もっとお客様に喜んでもらうために、何が出来るのか?

このような工程を繰り返すことで、より反響率の高い集客を行っていきましょう!

まとめ

今日は「集客」について書きました。

集客することは、あなたのビジネスに命を注ぎ込むことに似ています。

お客様が来てくれなくては、あなたのことを知ってくれなければ、どんな商品もサービスも無意味になります。

あなたのビジネスを広く伝えましょう。困っている、悩んでいる、必要なものを探しているお客様に、あなたのビジネスを「広告」するのです。

そして、「集客活動」は小さく始めましょう。積み上げましょう。反響率を計測し、反響率をより大きくする努力をします。

そのために、行う「集客活動」はすべて数値化しましょう。

たまたま訪れたお客様と、あなたの「集客活動」によって来店されたお客様を見分けることが出来るように準備しましょう。

「集客活動」を分析して、より洗練された、打率の良いものにしていきましょう。

集客は、一夜にしてなりません。

大変ですが、コツコツと積み上げていきましょう!

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